選手と指導者の会話の量
スポーツの現場では、指導者と選手のコミュニケーションは大切です。
皆さんのチームでは、選手と指導者、練習中のコミュニケーションの比率はどのくらいでしょうか?
5(選手):5(指導者)でしょうか?
7(選手):3(指導者)でしょうか?
3(選手):7(指導者)でしょうか?
1(選手):9(指導者)でしょうか?
いろいろなチームがあると思います。
コーチングスクールでは、プロコーチがセッション(クライアントとの会話)をする時は、
7(クライアント):3(コーチ)を目指しましょうとお伝えしています。
なぜだと思いますか?
答えは、クライアントに気持ちよくたくさん話をしてもらうことで、頭の中にある考えや思いを整理させ、気づきを引き出し、自発的な行動に繋げるためです。
コーチの言葉の数を減らすためには、端的な言葉で質問をします。会話の中で、クライアントが話す内容を確認したり言い換えるときにも、出来るだけ短い言葉にしていきます。
同時に、クライアントが話しやすい場をつくるために、聴くスキルや認めるスキルを活用し、どんどん話せるように促します。
皆さんのチームではどの様な会話をしていますか?
練習時間のほとんどが「指導者から教える一方通行の会話になっていること」も多いのではないかと思います。
実は、私自身も「選手に上手くなってもらいたい」との一心で、一方通行になっていました。
パフォーマンスを最大発揮させるには、選手自身が気づき、選手自身が自発的に行動することが大切です。
7(選手):3(指導者)での指導を目指してみませんか?
スポーツコミュニケーションアドバイザー 村井大輔
スポーツ指導の現場で使える声の掛け方などを、事例を交えながらより具体的にお伝えします。
研修や講演の内容や時間、費用などは下記からお問い合わせください。
ご希望に合わせた内容を打合せさせていただきます。
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