ママさんバレーボールをしている知人が、「なかなか上手く行かない」とのことで 少し問いかけをしてみました

選手と指導者が同じ物差しで見ることで正確なフィードバックにつながる

ママさんバレーボールをしている知人が、「なかなか上手く行かない」とのことで
少し問いかけをしてみました。

知人:「スパイクが上手く打てなくて・・・・」
私:「どこに意識しているの?」
知人:「足とタイミングかな」
私:「理想的にスパイクができた時のイメージはどんな感じ?」
知人:「タイミングを取りながら、足を広く踏み出して、胸を張って、・・・」
私:「足を広くとはどのくらい?」
知人:「このくらいかな?(実際に足を広げて立つ)」
私:「この広さを言葉にすると?」
知人:「肩幅よりも少し広めかなぁ」

このような会話をしました。

ここで大切なところが「広く」という、あいまいなところを「肩幅よりも広く」と具体的な言葉にすることです。
「広く」だと、人によって違いが出ます。

自分が出来ているのか、出来ていないのかを正確なフィードバックをもらうためには、

「今のスパイクの時の足の踏み出しは、肩幅より広くなっていましたか?」
と訊くことで、「出来ていたよ」なのか「少し肩幅より狭かったよ」となり、次のプレーに繋げることができます。

選手と指導者が同じ物差しでプレーを見ることで、何ができて何が出来ていないのかがわかりやすくなります。

あいまいで抽象的な言葉を具体的な言葉にしてみませんか?

スポーツコミュニケーションアドバイザー 村井大輔

スポーツ指導の現場で使える声の掛け方などを、事例を交えながらより具体的にお伝えします。

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