「ポテンシャルを発揮させる」

価値観を限定してしまう問いかけ

「東京オリンピックはよかったと思いますか?」
と、問いかけられたら何と答えますか?

「よかった」もしくは「よくなかった」
のどちらかですよね。

では、

「東京オリンピックを開催したことは、あなたはどのように感じていますか?」
と、問いかけられたら何と答えますか?

例えば
お金のことから考えると、コロナ禍で国民が大変な時期にたくさんの税金を使ったという面では、もう少し対応策があったのではないかと感じている。
しかし、スポーツの祭典という面から考えると、日本選手がたくさんのメダルを取り、選手の頑張る姿から「勇気や感動をもらえた」ので、たくさんの力をもらえた。開催してよかったと思う。

前者の質問をクローズドクエスチョン
後者の質問をオープンクエスチョンと言います。

オープンクエスチョンを使うことで、いろんな価値観からの答えや考え方、意見が出てきます。
時には思いもよらないような角度からの答えや意見が出てきます。

チームのポテンシャルを発揮させるためには、どちらの問いかけが効果的だと感じますか?

それぞれが持つ多様な意見や考えを、対話によるコミュニケーションを取ることで、チームや選手の力を最大発揮させることができます。

スポーツコミュニケーションアドバイザー 村井大輔

スポーツ指導の現場で使える声の掛け方などを、事例を交えながらより具体的にお伝えします。

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