選手への伝え方を変えてみると

脳は否定形を理解できない

選手に対してどの様な言葉を使うのかで、伝わり方が大きく変わります。

その一つが

「否定形を使わない」ことです。

理由は
「人間の脳は否定形を理解できない」からです。

例えば野球
「エラーをするなよ」や
「高めのボールに手を出すなよ」
などと言われた選手の頭の中はというと

「エラー」や「高めのボール」が頭の中に残りイメージしてしまいます。

「緊張するな」などと言われると
「緊張・緊張・・・・・」と余計に緊張してしまいます。

ではどうすればいいのかというと

「エラーをするな」ではなく「思い切ってプレーしてこい」や
「高めのボールに手を出すな」を「低めに絞って打ってこい」
「緊張するな」を「落ち着いて」など、

やってもらいたいことをそのまま言葉にしてみると、
選手の脳が良いイメージを残してくれます。

言葉や表現を変えることが、選手のイメージを変えてくれます。

選手への言葉がけが、選手のパフォーマンスに影響する。
スポーツコミュニケーションでパフォーマンスを最大発揮させましょう。

スポーツコミュニケーションアドバイザー 村井大輔

スポーツ指導の現場で使える声の掛け方などを、事例を交えながらより具体的にお伝えします。

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