会話泥棒になっていませんか?
皆さんは「会話泥棒」していませんか?
相手の話を聴き終わらないうちに、自分の話をどんどんとしてしまうことを「会話泥棒」と言います。
このような会話を聞いたことありませんか?
例えばこんな感じです。
A:「Bさん、今もランニング続けているのですか?」
B:「はい、今も続けていますが、最近少し膝が痛くて走れ・・・・・」
A:「僕も膝痛いんですよ。少し腰も痛くて。整骨院の先生に診てもらおうと思っています。Bさんもどうですか?」
B:「・・・・」
Bさんが話したいことを話せていないうちに、Aさんが自分の言いたいことを話しています。
このような状況になる事は意外と多くて、質問を投げかけているのはAさんなのに、Bさんの答えに反応して、Aさん自身が話したくなってしまうのです。
相手の話を「聴く」ことは大切ですね。
スポーツ指導の現場でのあるある
スポーツチームの中でもこの様なことはありませんか?
選手の話が終わっていないのに、監督が言いたいことが出てきて選手の言葉をさえぎって話してしまったり、悪気はなくても「この内容をぜひとも伝えたい!」と思って話し出してしまう。
選手のことを思えばこそ、ついつい言葉が出てきてしまう。
ありますよね。
でも、そこをぐっと我慢して最後まで聴くことで、選手の話を最後まで聴くことができると、どの様ないいことがあるのでしょうか?
例えば、
選手との信頼関係が増す(監督最後まで自分の話を聴いてくれた)
選手の本音が聞ける(話し出すといろんな思いが湧いてきて思わず本音が出てきた)
選手本人が間違いに気づく(話しながら、何か違和感を感じて間違いに気づくことができた)
話すことでスッキリできた(たくさん話すとスッキリできた)
などなど・・・
いいことは、他にもたくさんあります!
私たち、スポーツコミュニケーションアドバイザーは、具体的に何が良くなるのかをお伝えし、指導者の皆さんと一緒に成長しチームの成果に繋げたいと思っています。
チームや選手の力を最大発揮させる「スポーツコミュニケーション」をこれからもお伝えしていきます。
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スポーツコミュニケーションアドバイザー 村井大輔
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